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北玄関のため、ドア横に窓を設けることで光を取り入れ開放的なつくりに。
ポーチはあえてタイルを用いることなくコンクリート打ちっぱなしにすることでクールな印象に仕上げました。
玄関土間は1.2m×2.0mと大人が複数人いても余裕のある広さ。天井も3.3mと高めに設計しているため開放的な空間に。入って正面には間接照明の優しい光、玄関ドア横に縦型のFIX窓を設けることで十分に明るさを確保しました。
玄関はお客様と家族で動線を別に設けました。お客様動線はそのままLDK(ダイニング)へ。引き戸を開けると出現する家族動線は、シューズクローク・玄関収納(WIC)へ行くことができ、靴やコートを部屋に持ち込まないような工夫が施されています。引き戸を取り付けることで生活感を隠すことができます。
梁と無垢材の床は同じ色の塗料を使用しているため統一感がある内装に。スケルトン階段と吹抜けは、通常の天井高さより20㎝高く設計しているため落ち着いた色味のインテリアでも圧迫感なく開放的な空間をつくり上げています。
吹抜け部分だけでなくリビングにも大きな窓を使用。大きくした分だけ窓自体の性能も上げたので冬場の冷気はしっかりシャットアウト。畳のある空間は引き戸で区切ると来客時に便利な「和室」、戸を開けて家族がくつろぐ「畳コーナー」の2通りの使い方ができます。
(写真左)玄関‐玄関収納‐キッチンの家族動線上にある「ただいま手洗い」。給排水の配管を壁付けにし、掃除しやすくスタイリッシュな仕上がり。
(写真右)幅約1.0mの洗面ボウルは朝の支度もゆったり使用できる大きさ。大工さんが造作した特注の洗面台で、こちらもLDKの床材と同じ無垢材を使用。
屋根の形状に合わせた空間の有効活用で2階ホールは勾配天井に。広めにスペースをとっているのでセカンドリビングとしてもお使いいただけます。
吹抜けの南側だけでなく、北側にも採光用の窓を取りいれた居心地の良いスペース。